10坪オフィスのレイアウトデザインNG例とOK例を図面比較
10坪(= 約33㎡)のオフィスは、感覚でいうと 「ワンルーム〜1LDKのマンション1室分くらい」 の広さです。ただしオフィスは家よりモノと人の動きが多いので、体感はもう少し狭く感じやすいです。
東京5区の平均賃料が2万円/坪台というような水準感が継続しているデータがありますが、東京のオフィスビルは坪単価が高く、スペースに余裕を持てない10坪前後のオフィスのニーズも高いです。
10坪というスペースは、動線・収納・会議・配線を最初から設計しないと一気に使いづらくなるサイズでもあります。
10坪で失敗する理由は「全部を入れようとする」こと
- お客様
- 10坪に移転するんですけど、席も会議も収納も…全部ほしくて。どうしたらいいですか?
- プランナー
- 最初に言っていいですか。10坪で全部盛りすると、ほぼ確実に使いづらくなります。
- お客様
- え、でも最低限は全部必要で…
- プランナー
- 必要です。だからこそ、最初に“優先順位”を決めます。順番を間違えると、移転後に追加工事や買い足しで高くつくんですよ。
10坪は余裕が少ないため、いったん配置を決めてしまうと「通り道の幅」や「収納の置き場」などの小さなズレが使い勝手に直結します。入居後に気づくと、スペースに余裕のない10坪オフィスは配置を組み替えるだけでも大きなコスト増となります、しっかりと優先順位を固めて図面で動線や収納を整理することが費用を最小限に抑えるコツです。
10坪でよく入る要素
収容人数は3〜4名がかなり現実的。会議・収納も工夫すれば入ります。5〜6名だと入るけど設計勝負になります。会議室は可変にしないと動線が詰まりやすくなります。
| デスク | 3〜6席 |
| ミーティング | 2〜4人の小さめなら可能 |
| 収納 | 壁面には高さいっぱいの収納を使用する |
| 複合機 | 窓際は避ける |
- プランナー
- まずはご希望の条件をお伺いします。来客は月2回、Web会議はほぼ毎日、席は固定席で複合機も置きたい。書類の収納は多めで、鍵付きの書庫が必要とのことですね。デスクは5つとお伺いしていますが、普段オフィスを使用されるのは5人ですか?
- お客様
- はい。人数は代表含め5人です。
- プランナー
- ありがとうございます。結論、お客様の10坪オフィスはこうです。
執務6割、会議(兼Web)3割、収納と機器1割。
会議を完全に捨てられないので、会議を固定の島にしない設計が正解に近いです。 - お客様
- 会議室を作れないのは分かるけど…ちゃんと話せる場所は欲しいです。
- プランナー
- 作れます。ただし、置き方を間違えると詰みます。今からNG例を見せますね。
NG例①:中央に会議テーブルを置く
- お客様
- 会議テーブルを真ん中に置けば便利かなって思ってました。
- プランナー
- 広いオフィスでは人気のレイアウトですね。図面にするとこうなります。
NG図面(例)

扉付き2段書庫 ×5

オフィスチェア ×9

ミーティングテーブル ×1

オフィスデスク ×5

複合機 ×1

シュレッダー ×1

ローパーテーション ×2

植木 ×1

- お客様
- 壁向きの配置が個々でで集中できて良さそうに見えるけど、…狭い?
- プランナー
- 狭いだけじゃなくて、渋滞します。入口から奥に行く動線が会議テーブルにぶつかります。来客が来ると、全員が一回止まります。
- お客様
- 確かに、イス同士が近いですね。
- プランナー
- 10坪の敵は渋滞です。渋滞が起きると、集中も来客対応も全て崩れます。

NGポイント
- 会議室からデスクが丸見え、来客対応時には使えない
- 椅子同士の距離が近く、椅子を引いた入りすると通路が塞がる
- デスクが窓と近く熱く、寒くなる。調光にも問題がでる。
- 出入り口からも視線が通り、ドアの開け閉めによる音や動きで集中の妨げに
- でっそづペースが多いため、収納不足に
真ん中に置けば便利は、広いオフィスの発想です。
10坪はまず中央を通路として確保するだけで体感が変わります。
NG例②:執務エリアを通らないと会議(来客)スペースに入れない
- お客様
- 中央には置けない、であれば会議スペースは奥に置いた方がいいでしょうか。
- プランナー
- 確かに、入り口から遠い奥に会議室を配置すれば落ち着きは出ますが、10坪だと会議室は応接間として兼用する形になります。この場合、来客の動線が致命傷になりやすいです。図面にするとこうなります。
NG図面(例)

扉付き2段書庫 ×6

オフィスチェア ×9

ミーティングテーブル ×1

オフィスデスク ×5

複合機 ×1

シュレッダー ×1

ローパーテーション ×2

植木 ×1

- お客様
- …そんなに問題ですか?入り口から執務室は見えないし、収納も増えました。
- プランナー
- はい。来客が来るたびに、執務エリアを横切ることになります。視線や気配が入って集中が切れますし、モニターや書類が見えやすくなって、情報の扱いも気になります。
- お客様
- たしかに、毎回デスクの間を通られるのは落ち着かないかも…。
- プランナー
- 視線は可動式のパーテーションやホワイトボードで対応できますが、音はそうにもいきません。Web会議も多い場合、執務エリアとの間に遮蔽物もないため、ダイレクトに声が届きます。
- お客様
- じゃあ、会議(来客)スペースは入口から直接行ける場所において、執務室は会議室から遠いところに配置したらいいかな?
- プランナー
- そうです。10坪は会議室と来客対応を併用することが多いので、なおさら。入口から最短で案内できて、執務側に視線と動線が入り込まない形にすると、体感が一気に良くなります。

NGポイント
- シュレッダーや複合機が窓に近い。精密機器は全て熱に弱いため、故障の危険性
- 執務エリアと会議室が近く、視線をきることができない。可動式ホワイトボードなどで臨時対応可能
- 音を遮る物体がないため会議室の音が執務エリアに直接届く。
10坪で「入口→執務席の間→会議(来客)スペース」という動線にすると、来客のたびに視線や気配が執務に入り、作業が細切れに中断されやすくなります。椅子を引く動きと通行がぶつかって渋滞も起きやすく、案内がスムーズにできないことで対応の印象も下がりがちです。さらにモニターや書類が見えやすくなるため、情報面の不安も残ります。10坪では会議と来客対応を併用することが多いからこそ、入口から最短で案内でき、執務を経由しない導線を優先して設計するのが基本です。
これでOK!10坪オフィスの機能的レイアウトデザイン

- お客様
- 通路がちゃんとある…!真ん中がスッキリして見えます。
- プランナー
- これなら、wab会議をしても執務エリアが遠いので音は気にならなくなります。来客時入り口から執務エリアが見えないのもポイントです。
- お客様
- 複合機が近いのも嬉しいです。前は窓に近い席で暑かったのですが、これも解消しそうですね。
- プランナー
- オフィスは音・視線・光・空気・動線・収納に気を使うことでグッと快適になりますよ。
図面を機能的に設計させたあとにやるべきは、体感(圧迫感)を確認することです。
ここからは3Dで実際の視線の通り方と、圧迫感を確認するとオフィス完成後のギャップをなくすことができます。
3Dパース確認からデザイン比較で、迷わず決める
- お客様
- ではこの図面をもとに社内でどんなオフィスがいいか検討します。収納は高さのあるものにしたら、視線が切れるしたくさんものが入れられそうなので、一旦その方向で考えてます。
- プランナー
- お待ちください!図面だけで家具や床の色、素材。壁のクロスや照明まで決める必要がありますが、イメージはつきますか?
- お客様
- そう言われると、図面だけだと完成のイメージが湧かなくて、社内で決め切れない気がします。
- プランナー
- 分かります。だから、ここで3Dです。パースは私たち側でご用意します。
- お客様
- え、パースも作ってもらえるんですか?
- プランナー
- はい。社内でデザインを検討するために、意思決定がスムーズにできるやり方はシンプルです。まずは白パースを作ります。

白パース作成
- お客様
- 白パース?
- プランナー
- 色を付けずに、机・収納・パネル・動線だけ。これで圧迫感と距離感が分かります。色や素材はそのあとです。
- お客様
- すごい!ぐっとイメージがしやすくなりました。…あれ、なんだかすごい圧迫感。ちょっと会議室からの目線が見たいですね。

視点を変えてみる
- お客様
- すごい圧迫感です!
- プランナー
- これは落ち着きませんね。収納の高さを調節して、視線が通る形にしてみましょう。

圧迫感を確認する
- お客様
- 圧迫感は無くなって開放的になりましたね!座ると手元が隠れるので、視線も思ったより気にならなくなりました。
- プランナー
- 10坪という狭いスペースに必要設備を整えようとすると、どうしても圧迫感が出るので仕切りや遮蔽物の高さに木を配ると、開放的なオフィスになりますよ。
社内の意思決定が遅れる一番の理由は「イメージ共有ができない」ことです。
図面→白パース→デザイン3案まで揃うと、議論が好き嫌いから機能性に着目した判断に変わって、決定が一気に進みます。
パースは内装プロが無料でご用意し、比較しやすい形で提示します。
決めやすさが段違い!デザイン案はレイアウトを変えずに複数案出す
- お客様
- 会社に持ち帰って社内でプレゼンをしたのですが、丁寧に説明を受けたので私でもこのレイアウトの利点を伝えることができ、すぐにこのレイアウトに決まりました。
- プランナー
- それはよかったです。次はいよいよデザインですね。家具や床材・クロスや照明の選定です。ここでオフィスの印象が決まるので、丁寧にお伺いします。今回は、事前のヒアリング情報で絞った3種類のデザインコンセプトを用意してまいりました。



- グレー基調×黒のライン(締まる、集中、IT系に合う)
- 明るい木目×グレー(空間が広く見える、万人受け)
- 木目の床×ホワイト基調(採用・広報向け、サスティナブル)
- お客様
- 同じレイアウトなのに、雰囲気は全然変わりそうですね。第一候補は木目×ホワイトです。10坪の小規模オフィスでも自然を感じられそう。
- プランナー
- 全体のカラーイメージを固めたら、3Dパースをベースに、クロスや床材の質感、家具や建具の組み合わせまで具体的に当てはめながらデザインを組み立てていきます。こうして完成イメージを早い段階で共有し、比較できる判断材料を揃えるほど、迷いが減ってデザイン決定のスピードは大きく上がります。
10坪は「原状回復」まで含めて考える
- お客様
- 間仕切りやクロスを見てたら、照明やクロスにもこだわりが出てきました。入り口もエントランスのように造作して綺麗にしたいという社内の要望も出ています。
- プランナー
- 実際に新しいオフィスのデザインを見ると、希望が膨らみますよね。
予算をどこにかけるか、お悩みの場合はデザイン以外の判断要素も取り入れてみると決定の手助けになるかもしれません。
- 予算(初期費用を抑える/長く使う前提)
- 工期(最短で入居したい)
- 汚れ(床・壁のメンテ性)
- 音(吸音が必要か)
- 原状回復(戻しやすい仕様か)
- 写真映え(採用・広報に使うか)
- お客様
- 原状回復まで考えるんですね。
- プランナー
- 10坪は特に。作って終わりじゃなく、将来の移転や返却も現実にある。だから、戻しにくい造作を増やしすぎないのが大事です。
10坪ほど「ちょっとした造作」が原状回復費に直結します。
だから私たちは、デザインだけでなく戻しやすさまで含めて提案します
10坪レイアウトで失敗しない最終チェック
最後にチェックです。これが全部OKなら、10坪でもかなり快適になります
- 椅子を引く余白がある
- 入口〜奥まで通路が死んでいない
- 収納は壁面に集約できている(床置きゼロ)
- Web会議の“逃げ場”がある(背景・音・視線)
- 機器の置き場と配線ルートが決まっている
- 来客動線が執務を邪魔しない
10坪の小規模レイアウトは東京内装プロにお任せ
10坪は小規模オフィスのため設計が甘いとコスト増になりやすい部分です。オフィスのレイアウト提案力はプランナーの経験と、会社の実績で大きく差が出ます。
小規模のレイアウト実績が豊富な東京内装プロは使いやすく、ストレスフリーなオフィスを理想のデザインでかなえます。
レイアウト・パースの提案全て無料でご提供しております。まずは一度ご相談ください。
オフィスレイアウトデザイン
東京内装プロでは、オフィスのレイアウトデザインを伴う内装工事をご希望の場合、無料でレイアウト設計からオフィス図面の作成を承っております。
また、内装工事の規模に応じて3Dパースを作成。
契約前に完成イメージをご確認いただけます。
東京エリア5区のオフィス限定!!
法人専門東京内装プロは費用を最大限削減し、お客様に還元することを目的として、オフィス限定で対応エリアを絞ってサービスをご提供しております。
法人専門東京内装プロでは、対象エリアを渋谷区、千代田区、港区、中央区、新宿区に限定しております。本来ならば対象エリアを広げて、より多くのお客様のご依頼にお応えしたいところですが、そうなると遠隔地のオフィスレイアウトデザインにおいては、運搬費や人件費、移動費等が増大してしまいます。
そのようなコストを可能な限り抑え、工事費に還元したいというのが当社の考えです。そのために、対象エリアを絞り込んで、安価なオフィスレイアウトデザインを実現させています。
手早く、お安く、綺麗にしましょう!
すぐにご対応、お見積り提出いたします!
- 営業時間
- AM9:00~PM6:00
サービスの流れ
法人専門東京内装プロでは、ヒアリングからプランニング、施工、アフターサポートまで、経験豊富な担当者が一貫して責任を持って対応いたします。
限られたご予算や厳しい施工条件でも柔軟にご対応可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。
-
ヒアリング・現地調査
「オフィス内装工事費用を抑えてオフィスを改修したい」「時間をかけずに手早く内装工事したい」など、まずはお客様のご要望をしっかりとお聞きいたします。

-
ご提案・お見積り
お客様のご要望をふまえて、ご満足いただけるよう最適な内装プランをご提案いたします。法人専門東京内装プロの経験豊富なスタッフが丁寧にご説明させていただきます。

-
施工
オフィスに入居したままや、御社の定休日を活用して、出来る限り業務に支障が出ない様にスムーズにオフィス内装工事を行います。スケジュールのご相談もご遠慮せずにご相談ください。

-
アフターフォロー
オフィス内装工事完了後の営業初日には、弊社担当者が現地に立会います。使ってみてのご要望や不測の事態にすばやく対応いたします。また、お引き渡し後1年間は無償補修を承っております。
